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初めてでも簡単にできる!美味しいコーヒーの淹れ方を解説

2023-03-23
コーヒーを淹れる

目次

コーヒーは世界中で多くの人々に愛される飲み物です。

しかし、カフェやコンビニでコーヒーを飲むことはあっても、自分で淹れるという人は意外と少ないのではないでしょうか?

初めてコーヒーを淹れる人にとって、美味しいコーヒーを淹れるのは難しいと考えがちです。

この記事では、コーヒー初心者でも美味しい一杯を淹れるためのポイントを紹介します。

この記事を読んで、ぜひおいしいコーヒーを楽しんでください。

ちんあみに、淹れ方はハンドドリップの方法を中心に解説します。

ハンドドリップは手軽においしいコーヒーを作れるため、初心者におすすめの方法です。

コーヒー初心者必見!美味しい一杯を淹れるために重要なポイント

美味しい一杯を淹れるために重要なポイント

コーヒーの淹れ方を解説する前に、コーヒーの美味しさに影響するポイントを3つ紹介します。

この3つを意識するだけでも、格段に美味しいコーヒーが作れるでしょう。

コーヒー豆は新鮮なものを使う

コーヒー豆の鮮度は、味わいに大きな影響を与えます。

というよりもこれが最も重要なポイントです。

極論かもしれませんが、豆が新鮮で上質なものであれば誰が淹れても美味しいコーヒーになります。

また鮮度を保つために、お店で購入するときは挽かずに豆のまま購入してください。

挽いた豆は鮮度の劣化が早いため、味わいが損なわれやすくなります。

水の量と質を意識する

コーヒーは、水の質に大きく左右されます。

水道水ではなく、浄水器を通した水やミネラルウォーターを使うことをおすすめします。

また、硬水よりも軟水を使うことが適しています。

そして水の量、特にコーヒー豆の量に対する比率が重要です。

同じ珈琲豆であっても、水の量によって味わいが変わってきます。

初心者の方には豆:水を1:15くらいの量に調整するのがおすすめです。

例えばコーヒー1杯分の水の量 150ml に対して、豆の量は 10g にするようなイメージです。

お湯の温度

コーヒーは、約90℃から95℃の温度で淹れるのが理想的です。

熱すぎると苦味だけでなく、エグみや雑味が出てしまいます。

逆に温度が低すぎると、成分が抽出されずに薄味になってしまいます。

コーヒーを淹れる際には温度にも注意しましょう。

最近のケトルには保温機能や温度設定ができるものが多いので、積極的に活用しましょう。

コーヒーに必要な道具や材料

まずは、コーヒーを淹れるために必要な道具を揃えましょう。

ハンドドリップに必要な道具は比較的低コストで集められるため、これから初めてコーヒーを淹れる方でもすぐに用意できるでしょう。

今回はハンドドリップでコーヒーを美味しく淹れるために最低限必要なものを紹介します。

ドリッパー

コーヒーを抽出するための道具です。

プラスチック製や陶器製など、様々な種類があります。

いろいろな形がありますが、Hario の V60 が使いやすくておすすめです。

ドリップフィルター

ドリッパーに入れるフィルターです。

紙製や布製などメーカーによて様々な種類があります。

フィルターはドリッパーの形状に合わせて買う必要があるため、セット商品などの購入をオススメします。

コーヒーミル

豆を挽くための道具です。

主に手動式と電動式がありますが、初心者におすすめは電動式です。

手動式の挽いている感じはとても楽しいですが、毎回やるのは意外と面倒です。

電動でも数千円で買えるので、最初に買うのは電動のシンプルなものがおすすめです。

デジタルスケール

コーヒー豆や水の量を計量するため必要です。

コーヒーの味わいは、同じ豆でも豆とお湯の比率で大きく変わります。

最低でも1g単位で量を測れるデジタルスケールを用意しましょう。

コーヒー専用のものだと、タイマー機能なんかもついていたりします。

こだわりの1杯を作りたいという方はそちらを選ぶのもありです。

ケトル

湯を沸かすための道具、細口のコーヒー用を選びましょう。

細口のものはお湯の量をコントロールしやすく、安定したドリップができるようになります。

保温機能や温度設定機能がついていると Good。

あなたの好みに合うコーヒー豆の探し方

コーヒー豆は、産地やローストによって味わいが異なります。

自分好みの味わいを見つけるためには、様々な豆を試してみることが大切です。

ここではコーヒー豆の選び方を紹介します。

産地で選ぶ

コーヒー豆の産地によって味わいは大きく異なります。

コーヒーの名前にブラジルやエチオピアなど、国名で紹介されているのを見たことはないでしょうか。

あれは生産地でコーヒー豆を区別しているからです。

コーヒーショップで販売している有名所の産地について、表にまとめてみました

生産地
ブラジル
生産国は「ブラジル」。バランスの良い酸味と苦味で初心者が味の基準とするのに最適。ブレンドのベースに使われることも多い。
マンデリン
生産国は「インドネシア」。深い苦味と豊かなコクが特徴。酸味控えめなため、重厚な味わいを感じられる。
コロンビア
生産国は「コロンビア」。重量なコクだけでなく、フルーティーさも感じられる、バランスの良い風味。
モカ
生産国は「イエメン」と「エチオピア」。モカフレーバーと呼ばれる果実のような風味が人気。
キリマンジャロ
生産国は「タンザニア」。フルーティな酸味が特徴。スッキリとしたキレの良い味わい。
ブルーマウンテン
生産国は「ジャマイカ」。苦味と酸味のバランスが良く、万人受けしやすいコーヒー。
グアテマラ
生産国は「グアテマラ」。豊かなコクと甘みが特徴。国内での気候差が大きく、農園により風味が大きく異る。
コナ
生産国は「ハワイ」。苦味が少なく、やわらかな酸味と甘い香りが特徴。爽やかな飲み口の気品ある風味

初めてのコーヒーには、酸味と苦味のバランスが良いブラジルやコロンビアなどの豆がおすすめです。

焙煎度で選ぶ

産地以外に味わいに大きな影響を与えるのが焙煎の度合いです。

浅煎りは酸味が強く、フルーティーな味わいが強く現れます。

一方、深煎りは苦味が強くコクのある味わいが現れます。

同じ産地の豆でも、焙煎により大きく味わいが変わるのがコーヒーのおもしろいところです。

様々な種類を試してみて、焙煎の違いを楽しんでみましょう。

初めてであれば中煎りを選んでみて、もっと苦味がほしければ深煎りに、酸味がほしければ浅煎りにするというような選び方もおすすめです。

手順ごとに解説!初心者でも失敗しないコーヒーの淹れ方

いよいよコーヒーを淹れる方法について解説します。

ここで解説する方法は、初心者にもおすすめなハンドドリップのやり方です。

ハンドドリップはとてもシンプルな方法なので、数回こなせばすぐにコツを掴めると思います。

水の量と温度の計算方法

まずは、水の量と温度を計算します。

一般的に1杯分のコーヒーに必要なのは、コーヒー豆10gに対して水は約150mlが適量です。

豆の量:水の量 = 1:15 とおぼえておいてください。

また、淹れる際の水の温度は、約90℃から95℃が理想的です。

温度が低すぎると風味が引き出されず、高すぎると雑味が出てしまうため、適温を守ることが大切です。

コーヒー豆の挽き方

次に、コーヒー豆を挽きましょう。

コーヒーミルに豆を投入して、すりつぶして粉末状にします。

このときの豆の挽き方によっても味わいに影響を与えます。

挽きすぎて豆が細かくなると、苦味が強くなります。

逆に挽き足りず豆が荒いままだと風味が出ません。

ハンドドリップでの淹れ方

ハンドドリップは初心者でも簡単にできる、美味しいコーヒーを淹れる方法です。

以下の手順に従ってコーヒーを淹れてみましょう。

  1. コーヒーフィルターをセットする

  2. コーヒー豆を挽く

  3. 挽いたコーヒー豆をフィルターに投入

  4. 少量の湯を注ぎ蒸らす

  5. 残りの湯を2〜3回に分けて円を描くように注ぐ

  6. 計算した量を注いだら完成

コーヒーの味わいを楽しもう!美味しさが引き立つおすすめの飲み方

せっかく美味しいコーヒーを淹れてみたのなら、じっくり味わって飲みたいですよね。

コーヒーの味わいはとても奥深く、苦い飲み物という言葉だけでは説明しきれません。

ここではそんなコーヒーの奥深さについて紹介します。

コーヒーの味わいの特徴

コーヒーの味わいは主に苦味・酸味・甘味の3種類に分類できます。

それぞれの味わいについてざっくりと説明します。

苦味は、コーヒーの代表的な味わいです。コーヒーのコクや深みを感じさせ、重厚な味わいにしてくれます。

酸味は、コーヒーの爽やかな味わいを表現します。果実のようなフレッシュな味わいで表現されることが多いです。

甘味は、コーヒーのまろやかな味わいを表現します。苦味と酸味のバランスが取れたコーヒーでは、コーヒーの自然な甘さを感じとれるでしょう。

この代表的な3要素の他に、コクやキレ、香りなどの要素が合わさり、コーヒーの奥深い味わいが表現されます。

まずは苦味・酸味・甘味のどれに分類されるか、そんなことを考えながら楽しむのがおすすめです。

コーヒーを美味しく味わうための飲み方のポイント

美味しいコーヒーを楽しむには飲み方も大切です。

美味しく飲むために、以下のポイントに注意してみてください。

  • 香りを楽しむ:コーヒーには様々な香りがあります。淹れたてのコーヒーをカップに注いだら、まずは香りを楽しみましょう。

  • 温度を調整する:コーヒーの温度が高すぎると、舌が熱くなって味わいを感じにくくなります。淹れたてのコーヒーを一度冷ましてから(60℃くらい )飲むと、より味わい深く楽しめます。

  • 適切なカップを使う:コーヒーカップはおしゃれなだけでなく、味わいにも影響します。狭い口のカップは香りを集めやすく、広い口のカップは舌に味が広がりやすいです。

同じようにコーヒーを淹れても、飲み方次第で味わいが変わることが実感できるはずです。

コーヒーは手軽に美味しく楽しめる!

以上、手軽に美味しいコーヒーを淹れるためのポイントをまとめてみました。

これらのポイントを守りながら、自分好みのコーヒーを淹れてみてください。

コーヒーを美味しく淹れるためには様々な工夫が必要です。

豆の種類や淹れ方を変えたり、新しい道具を導入してみたりすることで、また違ったコーヒーを楽しめるようになります。

コーヒーの奥深さを楽しみながら、自分なりの最高の淹れ方を見つけてみてください。

それでは。

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こぷら@コーヒージャンキー

コーヒー好きの20代会社員。東京多摩地区を中心にカフェ巡りをしながら美味しいコーヒーを探究。いつか自分のブレンドコーヒーを作りたい。

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